山梨肺癌研究会会誌 第20巻1号 046-053(2007)
院内緩和ケアチームの運営の方略(ストラテジー):ヒントと落とし穴
吉本鉄介
【要旨】
院内緩和ケアチーム(Hospital based Palliative Care Team: HPCT)を一般病棟で運営していく際に有用と思われる13の「ヒント」、3つの「落とし穴」を著者の実体験に基づいて提示した。また著者の経験(3年半で約620エピソード)だけでなく、HPCTの歴史的背景、院内での存在理由、目指すべき方向などについても紹介し、HPCT運営には方略(ストラテジー)が重要であることについて述べた。呼吸器内科医は内科医の中でも、終末期医療の経験が多くgeneralに患者を診れるので、麻酔科医と並んでHPCTのリーダー医師として適任と考えられる。
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